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医師の対応に学ぶこと
2020.05.19
久野 崇史
さて、新型コロナウイルスの影響により、裁判所でも、期日が取り消されるなど、弁護士業界にも、大きな影響が出ています。
ところで、このウイルスに特に注意すべき者として、高齢者や、基礎疾患のある人は、重症化する可能性が高いとされています。
しかし、この「基礎疾患」とは、どのような症状や、傷病名が含まれるのか、明らかでなく、肺などに持病を持っている人は、不安を抱えていると思います。
私自身、喘息の持病があり、不安に思っていました。
今は、事務所近くの病院に、定期的に通院をしているのですが、喘息について、基礎疾患に含まれるかを、担当の先生に確認したところ、重症化リスクのある「基礎疾患」に含まれるとのことでした。
もっとも、私の年齢では、喘息があっても、重症化のリスクは、それほど高くないとの説明を受け、安心をしました。
また、このときは、喘息の薬を処方してもらいに行っただけだったのですが、マスクを入手できずにいることを伝えると、先生は、病院にもマスクが少ないのに、マスクを、私に分けてくれました。
私は、それまで漠然とした不安を抱えていましたが、先生の説明と、マスクを手にしたことで、この日から、少し安心して、生活を送れるようになりました。
依然として、コロナウイルスについて、終息の目途は立っていません。
それでも、不安や、悩みを解消し、少しでも、心の平穏を保って生活を送っていただけるよう、同じ専門家として、このときの、医師の対応に、学ばなければならいと、感じました。
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