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マスクする日々
2020.05.07
吉川 正也
非常事態宣言が全国に向けて発信された日から、私も、マスクをつけ、行動するようにした。
マスクをつけるのは、感染者が吐く息と一緒に、コロナウィルスが撒き散らかされるからだ。本来、感染をしていなければ、マスクは要らないのであるが、コロナの感染者が増えてくると、自分はいくら感染していないと思っても、他者はそう認識しない。
地下鉄に乗車中、咳をすれば、マスクをしていなければ、近くの人が感染するかも知れないと、不安になるだろう。マスクをしていれば、咳をしても、マスクで一応ストップをしていると安心してもらえる。マスクは自分の身を守るというよりも、近くの人に、感染をさせないように努めていますと知ってもらうためといえる。
安倍首相は、国民に一戸あたり、マスク2枚を配布するとした。しかし、不良品が多くあったこともあり、布マスクは到底間に合わなかった。
札幌市中の薬局等には、随分前からマスクはない。家族の者が、インターネットでの注文をし、中国製を購入できたが、一般には容易にマスクが手に入らない状況である。
裁判所も、非常事態宣言で、多くの裁判の期日が取消しになり、様々の工夫をして裁判を迅速に進めることが、必要になっている。
北海道では、この連休中にサクラが満開となった。しかし、満開の花をながめながら自由に歩くこともままならなかった。これが、令和2年5月のゴールデンウィークであった。
このコロナ問題を、様々な知恵と工夫で、乗り切ることが必要で、その先に新しい社会が開けられると考える。
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