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事務所コラム

層雲峡再訪

2017.05.12

吉川 正也

ゴールデンウィークに、層雲峡を訪れてみました。

かつて、父母や親戚の人とともに訪れたときは、札幌で結婚式を挙げた後でした。その際には、大函、小函という大きな断崖絶壁を間近に見られる場所があり、そこまで行ったと思います。

 

しかし、その後、この名所では、柱状節理の岩のため、もろくなった岩石が崩落するようになりました。それで、危険のため、石狩川の崖側にあった散歩道が通行できなくなったのです。

こんなことから、この層雲峡を訪れる機会がなくなっていました。

 

今回は、ゴールデンウィークで、多くの人が道南の方へ旅をしていることから、宿の関係で、改めて、層雲峡を訪れました。

大雪山を源流とする石狩川は、長い年月をかけて、断崖絶壁のこの層雲峡を作り出したのです。

 

この日、石狩川は、茶色ににごった雪どけ水を含んで、ゴウゴウと流れています。石狩川の崖側には、行けませんが、こちら側からは、勢いよく大量の水が一本の流れとなっている流星の滝、少し離れた所では、同じく100メートル近い高さから岩肌を細かい水流が、網状に広がって流れ落ちる銀河の滝が、いずれも当時と変わらない姿を見せてくれました。

 

滝を見てから、黒岳ロープウェイで、春スキーを楽しむ人々と同乗し、山の中腹まで登りました。

天気が良く、ロープウェイが高度を上げていくと、周囲の山々が雪をかぶって良く見えます。空は、ほとんど快晴で、青空です。雪山を写真に撮ると、光量が多いため、画面が白っぽくなってしまいます。大雪山には、いくつもの山がありますが、いずれも、山頂付近は、まだまだ残雪で一杯でした。

 

ゴンドラが黒岳の中腹に着くと、ゴンドラ駅の屋上には、展望台があり、そこでは、周囲の山がくっきりと見え、黒岳山頂も、ほんの手の届くような近さに感じます。

5月のポカポカの陽気のなか、今度は、春スキーにこの大雪山に来たいと思ったものでした。

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