北海道新幹線

2016.05.06

吉川　正也

先日、裁判で、函館に行きました。

函館山は、まだ、春浅き時期でしたので、冬の気配が残っていました。

木々の芽も、これからというところで、桜も勿論、まだ咲いていません。

 

函館地方裁判所へ行くと、玄関の脇に、資料が展示されています。函館は、北海道で、はじめて、裁判が行われたところです。北海道では、函館（当時、箱館）から、司法が始まっているわけです。

 

裁判のあと、函館駅に戻り、空港へ向かうまでのわずかな時間がありました。函館は、北海道新幹線が平成２８年３月２６日から運転を開始したばかりです。青函トンネルの開通によって、青森港と函館港を結ぶ連絡船は、役目を終えることになりました。

 

函館駅の近くには、活躍をしてきた青函連絡船摩周丸が停泊しています。私も、大学受験のとき、帰省のとき、いつも青函連絡船にお世話になりました。

 

時代とともに、様々な変化が起こります。

その変化を受けとめつつも、裁判に携わっていく者としては、やはり、社会において、不変な社会的正義や社会的公平という価値を目指して、前へ進んでいこうと、改めて思いました。

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