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後見人の役割
2015.07.06
吉川 正也
高齢化社会になってきて、高齢者が財産を持っているのに、その管理が出来ない状況にある方が増えてきています。高齢者で、多くの資産があるのに、適切な管理ができないだけでなく、詐欺的な手口による勧誘により、大切な老後の蓄えを失ってしまうことがあります。
こうしたことに対応するために、後見人が選任され、被後見人である高齢者の財産を適切に管理する制度がつくられています。
後見人は、弁護士や司法書士の方が選任されることが多いのですが、人数が不足していて、一般の民間人の方が選任されるようになっています。
後見人は、被後見人である高齢者の方々などの財産が、不当に減少させられないように、注意をし、管理をし、裁判所へ報告をし、管理状況を明らかにしています。後見人は、人の財産を預かるものであり、被後見人の生活を支える仕事であり、これからの時代、益々必要性が高まります。
適正、適切に管理することは、あたりまえのことですが、時々、後見人が、人の財産なのに、不正に費消したなどという報道がされることがあります。
裁判所から選任される後見人として、常に正しい対応ができるように努めることは、当然です。
当然のことが、邁進にできるように努めます。
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