現在の位置 : ホーム > 事務所コラム > 吉川 正也 > 信頼される裁判

事務所コラム

信頼される裁判

2014.09.01

吉川 正也

 私達弁護士は、依頼者から相談を受け、これを訴状として、裁判所に提出をしたり、反対に、訴訟を起こされた側の代理人として、裁判所に答弁書を出したりする。

 

 この場合、裁判所に対する信頼がなければ、訴訟を行うことの意義が半減してしまうといえる。弁護士は、裁判所への信頼があって、はじめて原告として訴訟を行っていくことや、被告として訴訟に応訴していくことができるし、依頼者に説明をしていくことができる。

 

 訴訟には、訴える額によって訴額があり、大きい訴訟とか、小さい訴訟とか、いわれる。しかし、訴える者、訴えられる者は、一人の生身の市民で考えなければ裁判となる機会はほとんど一生に1回とかいう位である。

 

 訴訟に携わる者として、裁判所が、正しい裁判をしてくれることを期待するとともに、裁判所に、働きかけていかねばならない。

 

 裁判への期待は、市民の期待である。この場合、裁判所だけでなく、弁護士も頼れるような存在にならなければならない。頼れる弁護士になるには、日々、努力するしかない。

事務所コラム一覧に戻る

 

Copyright ® Yoshikawa Masaya Law office. All Rights Reserved.