いきなり初夏ですか

2013.05.29

吉川　正也

　今年の天気は、少し変ですね。
　まず、初雪が根雪になる、つまり初雪が一度もとけないで、そのまま根雪になりました。そして、冬は大雪のシーズンになり、例年、ゴールデンウイークには営業をやめる中山スキー場も、雪が多いので、６月まで土日には営業するようです。

　今年は、５月の連休中連続して雨となる記録を作りました。また、５月の日照時間が少ないという記録も生まれました。連休は外出するには寒く、桜や梅の花を楽しみにしていた人は、残念なことになりました。今年は、寒さのために、いつもなら、連休中にお花見をする人が多いのですが、そもそも桜が満開になりませんでした。
　　
　農作業にも影響が出ていました。いつもであれば、早くからアスパラガスやウドが出回るのですが、今年は、ハウスもののアスパラが良くできないうちに、露地物の時期になってしまい、ハウス物の季節が終わってしまいました。

　５月２５日と２６日には、九州の福岡に行ってきました。福岡に行く前は、札幌が寒いので、長袖で上着を持って行きました。ついでにと思って、福岡ドームに行って、王さんの記念館を見たころには、気温が３０度ということで、汗をかいてしまいました。

　ところが、この２、３日で、札幌も急にあつくなりました。
　気がつけば、昨年暮、庭に植えたチュウリップが、このところ、満開になって咲き誇っています。連休中には満開にならなかった桜も、いつの間にか散り、いまは葉桜になってしまいました。にわかに庭や公園の芝や緑が濃くなっています。

　もう５月も月末近くで、６月になるのですから、札幌も、いつまでも寒いわけがないのです。３月末には雪が残り、庭の雪がとけたのは４月初旬でした。桜が咲き、散り、庭の緑が濃くなり、季節は確実に変わりました。
　気がつけば、もう初夏なのです。
　初夏の季節を感じながら、外の空気を胸一杯吸い、弁護士としての自分の役割を、しっかり果たしたいと思っています。

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