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カマクラづくり
2021.02.02
吉川 正也
一
今年は、新潟などに雪が多く、札幌は、寒い日があっても、雪は少ない印象です。しかし、最近、札幌に久し振りに、まとまった雪が降りました。
それで、わが家の庭に、カマクラを作ってみることにしました。
雪を集めて、できるだけ多く、山状に積みあげます。山の大きさは半径2メートル高さ1.0メートル位です。雪は周りから集めますが、今年は、少ないため、大きくするにも限界がありました。
二
秋田地方のカマクラは、雪が少し湿っているので、高く積みあげられるのでしょう。札幌の雪では、山状にすると、それ以上円柱状にはできないと考えました。
一旦は、この大きさで、小さいカマクラづくりです。内側を、くりぬきます。中に空洞が出来ます。でも、大人が座ると、頭がつかえてしまう位の大きさでした。
三
そこで、一週間後もう一回チャレンジです。
前回でできたカマクラに更に雪が降ったので、新しい雪を積みあげます。前より相当大きくなりました。今度は直径3メートル、高さ1.5メートル位です。
この位の大きさになったので、もう一度、中の空洞部分を更にくりぬきます。それまでは、雪カキ用のスコップでしたが、土木工事用の先のとがったスコップでくりぬきます。一週間のうち、雨も降った日があり、雪が硬くなったからです。空洞は相当大きくなってきました。
ようやく大人が座れる位になりました。それでも一人でもう満杯です。
四
秋田地方のカマクラは、こうしてみると、本当に大きいことがわかります。子供でも中に3~4人入れるのですから。
そこで、ここまできたら、来週には、もう一回り大きくすることとします。雪ももう少し降るでしょう。
4メートルの半径で、高さを円筒型に近づけます。それで、再び、中をくりぬきます。そうすれば、2人位が入れて、中で、お茶くらい飲めます。
そのとき、カマクラ内からお茶を飲みながらみる雪景色は、どんなにみえるのでしょうか。楽しみですね。
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