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事務所コラム

遅い初雪

2018.12.06

吉川 正也

札幌では、今年は、初雪が大変遅くなりました。札幌では、初雪は、多くは、11月初め、少しでも雪となっていました。ところが、今年はずいぶん遅れ、11月下旬まで初雪がありませんでした。

 

本州で、11月は、これから秋という時期です。私の郷里の飯田市あたりでは、11月になって、イチョウの木が黄色くなって、紅葉とともに、色とりどりの秋となった記憶です。

 

今年は、11月中旬に、大分市に行く機会があり、大分市近くの別府温泉等にも足をのばしました。

別府温泉地帯を見下ろす山々は緑が多く、秋は、ようやくこれからという感じでした。紅葉が始まったばかりでした。緑色が多い山を背景に、あちらこちらから、湯煙が上がっていました。別府では、どこにも良質の温泉があるようでした。

 

一方、北海道においては、11月は、日が短くなるとともに、木々の葉は落ちて暗くなってきます。太陽の明るさがないことで、気分的にも、明るさを欠いてきます。

しかし、雪が降りますと、それまでの暗さがうそのように、白い世界が広がります。たしかに寒いのですが、明るくなり、冬が楽しくなります。

 

この11月には、暖かい九州から、北海道に戻り、北海道のひんやりとした空気を感じました。引き締まった空気は、北海道に長くなじんで、気持ちよく感じました。

 

初雪のあと、これから、北海道は冬に向かいます。雪が多く降るこの地と、飯田や九州の明るさとは違います。

しかし、それがまさに、地域ごとのそれぞれの特性で、それぞれの良さだと、改めて、感じています。

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