道弁連、函館大会

2017.08.04

吉川　正也

函館市で、開催された、北海道弁護士会連合会の定期大会に、参加してきました。この道弁連大会は、大正時代からあり、戦前は、樺太弁護士会もあって、道内の弁護士が一同に揃う大会でした。

最近は、参加者が限られていますが、これは、道内の弁護士が約９００人となり、一同には集まりきれないことや、業務が多忙ということもあるようです。

 

道内には、四つの弁護士会があります。函館、札幌、旭川、釧路の各弁護士会です。函館市で大会が開催されるのは、８年振りです。札幌市では、２年に１回、他のところ８年に１回の開催となります。

 

大会では、例年どおり、４０年間の業務を行った弁護士さんの表彰が行われました。私もあと少しですので、これからも、しっかりと活動していきたいと思っています。

 

また、大会では、道弁連としての決議が行われました。その一つが、憲法をめぐる状況についての決議でした。国政全般において、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の基本原理を堅持することを、求める決議がされました。

 

憲法の改正ということで、憲法９条に自衛隊を明記するとか、秋には改憲案が出されるという情勢から、道内の弁護士が、少なくとも、憲法の原理を守ることを求めた決議です。

 

翌日は、オーシャン球場で、四弁護士会対抗の野球大会が開催されました。同球場は、外野の芝生には、雑草が１本もなく、ホームベース付近は、デコボコもなく、きれいに整地されています。プロ野球の試合が行われる程の球場で、素晴らしいところです。

 

幸運にも、私は捕手として３イニングを守り、また、打席には３回立つことができました。

私にとって、思い出に残る道弁連大会となりました。

 

事務所コラム一覧に戻る