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事務所コラム

イチロー選手のことば

2019.04.05

吉川 正也

長く、アメリカ大リーグで活躍をしたイチロー選手が、引退をしました。

 

イチロー選手は、東京ドームでの試合に出場するため、約1年間1人で練習をし、日本での試合に出る準備をしてきました。

それでも、東京での試合では、相手チームの投手の力のあるボールをとらえることが出来ず、2試合ノーヒットで終わりました。

 

日米通算で4000本以上ヒットを打ってきたイチロー選手でも、最後は全く打てないで終わってしまったのでした。

 

にも拘わらず、イチロー選手は、「この1年間、試合に出られないのに、いつもと同じように、東京での2試合のために、練習をしつづけたことが、誇りである」と話し、引退しました。

 

結果を出し、再び、大リーグの行われているアメリカでも、試合に出続けたいと思って、準備をしてきたはずです。それが、オープン戦という練習試合でも、全く打てず、公式戦の2試合を含め、20打席以上ノーヒットで終わる。

それでも、「日々の練習を行っている。そんな自分を誇らしく思う」というイチロー選手の言葉を聞けたことを、うれしく思いました。

 

結果を求めて、努力をして、結果が出れば成功、結果が出なければ失敗としてしまうのは簡単です。

 

しかし、日々の積み重ねを行い続けること、そのことに、その人の生き様が出てくると思うのです。

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