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南アルプス
2016.12.05
吉川 正也
一年ぶりに飯田に向かう。
新千歳空港から名古屋国際空港の空路では、新潟からアルプス山脈沿いに名古屋に向かう。
朝一番の飛行機は、視界が利く。今日は、立山連峰と中央アルプスの大きな山脈の頂上付近に雪が積もっていて、山の形がよく見える。
新潟から長野県の方に入ってくる。アルプスの大きな山々が迫る。
そのうちに、大きな山容が見えて、一部から噴煙があがっている山がある。
木曽御嶽山である。木曽御嶽山は、その昔、山のふもとの地元の役場で、片枠大工のアルバイトをしたところである。そのときには、あおぎ見るような山だったはず。ところが、飛行機の上から見る御嶽山は、とっても大きな広がりがある山となっている。をもつ山である。すでに、雪で頂上から八合目あたりは銀世界である。噴火があったのは、つい最近だが、静かな山に戻ってくる。
さて、今度は、名古屋から高速バスで、飯田に向かう。2時間の旅である。恵那山の近くに、すごく長いトンネルがある。ここを抜けると、南信州へ入る。この日は、東京にも降った雪が、同じく、信州にも降っていた。田畑には、多くの雪が残っている。
その向こうに、南アルプスの山々が見えてくる。天竜川沿いの河岸段丘の低い方にある、私の家のあるところからは、手前にある伊那山脈が立ちはだかり、南アルプスは、良く見えない。
しかし、高速バスでは、飯田に向かう左手側に、飯田の山々が見え、右手側に、伊那山脈や南アルプスの山々が見える。
赤石岳や塩見岳などが見える。この山々は、飯田地区の住民にとっては、シンボルの山だ。
たった1泊だけの飯田帰りではあったが、南アルプスの山脈は、キリッとした姿で、私達を迎えてくれた。
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