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事務所コラム

免許更新

2014.11.29

吉川 正也

 自動車運転免許証の更新を、5年ぶりに行った。

 

免許証を良く見ると、大型二輪も運転できるようになっている。

これは、高校生の頃、原付自転車の免許をとったためである。飯田高校のある長野県飯田市の天竜川の河岸段丘の上段まで、歩いていくのは大変だ。

 

原付自転車は、自転車に小型エンジンを付けたものだが、高校のある上の段まで、原付自転車であれば、一気に登りきれる。原付バイクに乗って、青白い煙を排気しながら、坂道を走ったころを思い出す。

 

原付免許は2種あって、大きいバイクには、当時、乗ることができず、大型二輪免許は、特別のものだった。

 それが、いつの間にか、免許制度が変更されるたびに、大型自動二輪まで乗れることになったものだ。もっとも、大型二輪に乗ることも、バイクに乗ることも、なくなってしまった。

 

 ところで、今回の免許更新では、新しい免許証と、5年前の免許証を、あわせて持ち帰った。顔写真がついているが、やはり、5年前とは、顔つきが違っていると思う。この間、年を重ね、この5年分が写真には出ているのだろう。

 やはり、自分の顔には、自分で責任を持たねばならないのだ。

 

 免許といえば、弁護士資格も与えられた資格である。弁護士資格には、更新制度はないが、与えられている資格に甘んじないで、常に、研鑽しなければならないと思う。

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