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事務所コラム

新旧の司法試験について

2012.05.25

吉川 正也

 私たちの頃の試験は、旧試験と呼ばれるもので、短答式、論文式、口頭試験の三段階で行われていました。

 当時は、法律を学んで、そのまま、司法試験を受けていました。

 現在は、法科大学院へ行って、法学部の先生や実務家から授業を受けて、実務家としての素養を教えられ、実際にどのように使われているのか、実務を教えられます。

このため、旧試験の頃には、合格した後、実際の実務を修習する期間として、約2年間ありましたが、現在は、すでに実務家から教えられているとして、短期間になり、1年間となりました。

 この新しい制度は、まだ始まったばかりで、いろいろな問題はあるにしても、これからの司法を担う若手にとって、良い制度であると思います。

 法律による支配が、社会のすみずみまで行き渡るようにという思いで、法律家になった人々が、社会に出て活躍していくことを期待しています。

 当事務所の広田弁護士も、法科大学院出身で、こうした、若い法律実務家に期待したいと思っています。

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