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事務所コラム

国選刑事弁護人

2011.11.14

吉川 正也

 刑事事件も取り扱っていますが、国選事件も行います。

 かつては、国選事件は、全て、起訴されてから、担当事件が決まっていました。

 実際、国選事件を担当しますと、事実関係を争う、いわゆる否認事件は少なく、多くは、事実関係を認めて、情状面について、寛大な刑を求めるものが多かったと思います。

 現在は、捜査の段階から、担当日に要望があれば、警察署に出向いていって、被告人になっていない被疑者の方と接見をすることも行うようになっています。そして、その後、起訴をされたら、引き続き、国選弁護人になることがあります。

 こうした制度ができるまでに、長い時間がかかっています。被疑者段階でも、必要な弁護活動が、捜査段階からできるように、制度が変わったのです。

 このような制度改革が行われていますので、私の弁護士一人としての力は小さくても、少しでも役に立てるように、国選刑事事件をこれからも取り扱っていくつもりです。

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